二度と戦争をする国にしてはならない

125名の参加で、境港九条の会が発足

p-9jyo3.gif講演する浜田章作氏

境港市民会館大会議室、用意したイスが足りず立席の参加者も・・・05年2月26日、雪が舞うなか、呼びか け人の期待を超えた125名の参加で、境港九条の会が発足しました。

記念講演にたった鳥取短期大学助教授の浜田章作氏は、「軍部独裁の日本へのきっかけとなった2.26 事件も雪のなかの出来事だった。70年たった今日も雪ですが、このちいさな町、境港で、憲法を守ろう というこれだけの市民が集まられる。これも憲法があったからです」と切り出し、戦後、文部省が発行し た『憲法のはなし』をはじめ、軍隊を持たない国、コスタリカのこと、自民党の憲法草案と、改憲論が、 どんなに国民の願いや平和に逆行するものか、分かりやすく解き明かしました。

p-9jyo2.gif井上小夜子さん
このままでは死ねない・・と

初めて語る戦争体験披露も

その後、5人の市民が発言。井上小夜子さんは「これまで家族にも話したことがなかった。語れなかった が、このままでは死ねない」と、目撃した関東軍兵士による朝鮮人虐殺事件を告発。角章氏と松本一江さ んは、200万人の命を奪った12年戦争の悲惨だった暮らしや、知らず知らずに軍国少女にさせられて いった教育の恐ろしさを語り、「二度と歩まぬために九条の改悪をさせてはならない」訴えました。足立 輝夫氏は、戦争とはどんなものかを短歌に託して語り、最後に「今日の歌です」と、次のように詠みまし た。「しんしんと降る雪の国 憂へつつ 九条の礎 継ぎ伝へん」。

p-9jyo1.gif松本一江さん

参加した公務員は「体験された話で、憲法のもつ重み、大切さがよく分かった。がんばりたい」と語って いました。

会は、世話人に井上小夜子、足立輝夫、浜田章作、北原和夫、岩本泰蔵の五氏を選び、今後の活動を進め ることを決めました。