活憲の時代 コスタリカから9条へ

―こころを熱くする伊藤千尋講演集kakken.png

シネ・フロント社

 (2008/05/03 出版

1000円

 第1章          活憲の時代―コスタリカから9条へ

第2章         戦後責任をどう果たすか―『白バラの祈り』より

第3章       どんな社会を目指すのか―『シッコ』より

著者、伊藤千尋さんは朝日新聞記者。外国特派員もふくめ世界68カ国をめぐった豊富な取材体験から、各地の講演会で語った話をまとめられたものですが、この本には生きた世界の人々の暮らしが息づいています。

伊藤さんの語り口には魅了されます。9月5日に米子で開かれた講演会を私も聞きにいきましたが、話される一言ひと言に、笑ったり、驚いたり、会場は沸きかえっていました。

その中身は・・・、本書をおよみください。「元気が出る」・・・これに尽きます。そして、「平和憲法を持っているだけ、守っているだけじゃ、だめなんだ」・・・・熱いメッセージが伝わってきます。 

 

当たり前の働き分を認めて

当たり前の働き分を認めて

 ----------- 業者婦人と憲法 

 境港民主商工会婦人部長  田口恵子

 

皆さんは所得税法第56条をご存じでしょうか。「配偶者とその親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しない」(条文要旨)と言うものです。

 

家族専従者の給料を

認めない所得税法

 

私は嫁いで来て三〇年、ずっと夫と一緒に働いてきました。男性ばかりの中で同じように朝から晩まで働いても、私の働き分は八六万円止まりで、いくら働いても増えることはありません。確定申告の時に「専従者控除」として、配偶者は八六万円、配偶者以外の家族は五〇万円と決められています。

息子が学校を出て後継者として働き始めた時、年収として認められるのはたった五〇万円でした。一〇代、二〇代の若者が一年間汗水流して働いて、たった五〇万円、それも事業主の所得から控除されるだけなのです。私たち業者婦人は、一家を支えて家事と家業、夫以上に働いています。

 

 

 

あけましておめでとうございます

                    代表世話人・新屋町 永井 章

 

新年あけましておめでとうございます。

「境港九条の会」も、早いもので今年は6周年を迎えます。
  昨年を振り返りますと、東アジアの平和と安定のためには、日米安保条約や日米同盟が役に立っている・・・と言う人が急増し、国民の70%も占めているそうです。
 
国会では、憲法を変えようとする勢力が、絶対多数を占めているようにも見えます。
 
また、中国や北朝鮮を仮想敵国とみなした政府の新防衛大綱など、さらにはそれをエスカレートさせる大手メディアの偏った報道もあふれています。

しかしそのことが、まだ口をつぐんでいても危機感を抱く人々、「この道は、いつか来た道」と、心配している人を増やしています。

九条の会は、全国各地で約7500余の組織に広がり、安倍政権(当時)が突破しようとした改憲の動きをおし止めてもいます。

新しい年も、憲法を変えて再び戦争できる国にしようという動きと国民のはげしい綱引きの日々となりそうです。 「核も米軍基地も、軍事同盟もない平和な日本」をめざし、力を合わせて会を広げてゆきましょう。

                         (2011年1月1日)